2013年9月11日水曜日

オーストラリア国内でワインの生産量No.1を誇るグルメの地、バロッサ・バレー

南オーストラリア州のバロッサ・バレーは世界的なワインの産地です。ここでは何世代にもわたって、ワイン作りが続けられています。アデレードから車で1時間ほどのこの風光明媚な地域は、1842年にヨーロッパからの移民によって開拓された場所で、オールドワールド・スタイルのクラシックなワイン造りは今でも健在です。歴史を感じさせる街のたたずまいや、築100年以上のワインセラー、世界で最も古いシラーズのワイナリーがあるのもここ、バロッサ・バレー。




小規模なワイナリーの間を縫うように走るグルメ&ワインルートを歩いてみたり、景色のよい丘陵地帯のドライブを楽しむこともできます。石造りの教会や世界的に有名なワイナリーの他にも、生き生きとした地元のアートを見たり、フレンドリーなオージーが経営するB&Bに滞在してリラックスした時を過ごす事もできます。



アデレードからバロッサ・バレーへ行くには、セルフドライブ、バスまたはアデレード発のツアーに参加する方法があります。地元のツアー会社を利用すれば一般的なバス・ツアーからオートバイ、ビンテージ・カー、熱気球、ヘリコプターなどを使った特別なツアーまで、さまざまな選択肢があります。日帰りでも行けますが、できれば宿泊してゆっくりとワイナリー巡りをしてワインと一緒にモダン・オーストラリア料理を楽しんでみては。さらに史跡めぐりや観光をすることもできます。 バロッサ・バレーには、150軒のワイナリーと70軒以上のワインセラーがあり、美しい景色に美味しいワインと食事が揃っています



一般観光客に公開されているワインセラーの数は半分ほどですが、残りの大多数も予約すれば快く歓迎してくれます。バロッサ地方がこれほどのワイン産地になった理由は、ブドウの生育条件が多様性に富んでいたことにあります。エデン・バレー(Eden Valley)では独特な冷涼性気候のワインが造られますが、バロッサ地方の代表品種シラーズは、より暖かいバロッサ・バレーの低地で造られます。豊富な旬の生鮮食品に一流シェフの作る料理、受賞歴のあるレストランも加わるとなれば、バロッサがグルメの憧れの地というのもうなずけます。

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