2008年8月19日火曜日

オーストラリア・ゴンドワナ多雨林で深夜に輝くツチボタルを見てみよう




クイーンズランド州南東部からニュー・サウス・ウェールズ州北東部にかけて広がる多雨林地帯は、


世界自然遺産に登録されているオーストラリア・ゴンドワナ多雨林です。




約50もの国立公園や自然保護区からなる世界遺産で、その面積は実に36万ヘクタールあまり。


ゴンドワナ大陸に祖をもつ亜熱帯、温帯、冷温帯など、


さまざまな多雨林が見られる貴重な森として知られています。


なかでも日本人観光客が訪れやすいのが、ゴールド・コースト近郊のスプリングブルック国立公園とラミントン国立公園。


各種ウォーキングトレイルも整備されていて、のんびり自然散策するのにぴったりです。


また、スプリングブルック国立公園のナチュラル・ブリッジ地区、


ラミントン国立公園のグリーン・マウンテンズ(オライリーズ)地区には、


南半球の限られた場所でしか見られないツチボタルが生息しています。


ナチュラル・ブリッジは滝裏の洞窟に、グリーン・マウンテンズでは渓流脇の土提裏にツチボタルがいます。


ツチボタルは英名Glow-wormで、日本にいる甲虫蛍とはまったく種類が違う生き物です。


アブやハエなどと同じ双翅目(そうしもく)の昆虫で、基本的には幼虫時に餌となる他の虫をおびき寄せるために、洞窟や土提の壁でじっと動かず、青白い光を連続発光させるのです。


光を放つのは、その光がよく目立つ夜間。


しかも狭い場所に群生しているため、青白い小さな光が無数に輝く様は、


まるで天の川でも見るような感じです。


ツチボタル見学は夜間が基本となるため、ゴールド・コースト発着のツアーを利用するのがベスト。


特にナチュラル・ブリッジへのツアーは、日本語ガイド付きで数多く催行されています。


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