タスマニアにはゴンドワナ大陸時代からの原生林が数多く残り、
その大部分が世界自然遺産「タスマニア原生地域」として知られています。
そんな自然いっぱいのタスマニアですが、
他にも現在、世界遺産への登録申請中の物件があります。
それがオーストラリアへの囚人移民関連の遺跡で、
ポート・アーサー流刑場跡やマリア島刑務所跡などが候補に挙がっています。
タスマニアの玄関口ホバートからは、
ポート・アーサー流刑場跡があるタスマン半島まで日帰りのドライブが人気です。
世界文化遺産の候補地を訪ねるだけではなく、
途中にあるイーグルホーク・ネック周辺のタスマン・アーチやデビルズ・キッチンなどの
断崖絶壁の壮大な景色、タスマニアデビルの活発な様子が見られる
タスマニアンデビル保護パークなど見どころも数多くあります。
ホバート中心部からは、タスマニアのメインハイウェイの一つルートA3を東へ向かい
、空港脇を通り抜け、ピットウォーターに架かる長い橋を渡りソーレルへ。
ソールルの中心部でルートA9に入りタスマン半島を目指します。
タスマニアならではの広々とした牧草地、
鬱蒼としたユーカリ林などを道路の両脇に眺めながらの快適なドライブとなります。
ただしルートA9は、それほど道幅が広くないため、
交通量があまり多くないとはいえスピードの出し過ぎに注意したいところです。
往路はまっすぐ半島の突端ポート・アーサーを目指すといいでしょう
(ホバートから約100キロ、所要1.5~2時間)。
ポート・アーサー流刑場跡地は時間をかけて見学。
帰路ポート・アーサーから10キロほど戻ったタラナにあるタスマニアンデビル保護パークを訪ね、
その後さらに10キロほど戻ったイーグルホーク・ネックで
いくつかの景勝地を見てホバートへ戻るのがおすすめです。
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