2007年12月12日水曜日

オーストラリア最初の世界遺産~カカドゥ~






カカドゥの魅力






果てしなく広がる湿地帯、鳥たちが燃えるような赤い断崖の間を飛び交い、ゆっくりと地平線に沈む夕陽に言葉を失う。大自然の中に身を置く体験は、いつでも心を洗われるもの。
カカドゥ国立公園では、そうした心穏やかでスピリチュアルな体験が約束されています。
公園内にはいくつかの町があり、整備された道路やホテルなども完備されています。
カカドゥを楽しむのなら、大きな荷物はダーウィンに置いて、園内で1、2泊するのがスタンダード。
ジャビル、クーインダなどの町を中心に、じっくり自然に触れる旅がおすすめです。
広大な園内には数々のアクティビティがある中で、見逃してはならないのがオーストラリアの先住民、アボリジニが岩肌に描いたロックアート。
今は絶滅してしまった幻のタスマニアタイガーや鳥、魚などが鮮明に、また精密に描かれており、人類と自然が古代からずっとこの地に共生してきたということを目の当たりにすることができます。

このロックアートが見られる「ウビル・ロック」はまた、朝日や夕日の絶好の鑑賞ポイントとしても知られています。その壮大なスケールは、まさに大自然に身を浴するような気持ちになることがうけあい。
忘れられない思い出となることは間違いありません。
もうひとつ、圧巻の自然を体験できるのが「ジムジム滝」と「ツイン滝」。大地の割れ目に流れ落ちるような滝は、乾季なら車でオフロードの道からアクセスが可能。
車を降りて1kmほどのトレッキングをしながらのアクティビティです。
滝つぼで泳ぐこともできるため、アクティブ派には特におすすめ。雨季は小型飛行機から眼下に広がる濃い緑と流れ落ちる滝を眺め、乾季とはまた違った自然の美しさが楽しめます。
広大な園内を効率的に巡るには、現地に精通したオフィシャルガイドによる20名ほどのツアーがおすすめ。
個人の場合は、現地ツアーに混載する形での参加になります。
ベストシーズンの6月から10月は気候が安定しており、さわやかな散策を楽しむことができます。

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