南オーストラリア州エアー半島は、日本人旅行者にはまだまだ馴染みの薄い場所。それでも日本へのミナミマグロの輸出基地であるポート・リンカーンや、オーストラリア有数のカキの養殖地セデューナ、スモーキーベイなどをもつ、シーフードの一大産地となっています。そんなエアー半島内陸部には、オーストラリア人にとっても秘境と呼べる観光地。なかでもガウラーレンジ国立公園とその北に広がるゲイドナー湖国立公園は、写真でさえなかなか目にすることが少なく、それでいて一度でもその光景を見たら忘れられないというほど大自然に満たされた場所です。この両国立公園一帯では、野生のウエスタングレイカンガルーやワラル(ユーロとも呼ばれています)、希少動物のミナミケバナウォンバット、さらに数多くのエミューなどが当たり前のように目の前に現れてきます。また岸壁が風化によって鋭く割れてできあがったオルガンパイプと呼ばれる奇景、真っ白な砂を敷き詰めたように見える塩湖ゲイドナー湖(その広さは琵琶湖の6.5倍!)など圧倒的な景色があちらこちらで見られるのです。この一帯は道路がすべてオフロードであり、しかもわかりにくいため個人での観光には不向き。ポートリンカーン発着で数泊のツアーを催行しているガウラーレンジ・ワイルダーネスサファリを利用するのが便利です。
ガウラーレンジ・ワイルダーネスサファリの詳細(英語)→
住所 :〒330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤1-5-22
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