2010年6月30日水曜日

太古の地層があらわになった乾燥湖地帯ウィランドラ湖群地域を旅する




ニュー・サウス・ウェールズ州内陸部、オーストラリア最大の川、マレー川の北部にはカラカラに乾燥した元湖があります。そこが世界複合遺産に登録されているウィランドラ湖群地域。アクセスはビクトリア州北部の町ミルドゥラからが便利で、世界遺産に登録されている一帯はミルドゥラから約100kmほどの距離となります。この一帯では今から4万年以上前の人骨化石や約2万年前の人の足跡、さらに今では絶滅してしまった大型有袋動物の化石が見つかっており、世界中の考古学者たちの注目を集める場所です。また乾燥した湖群のなかのひとつマンゴー湖の岸壁(「ウォール・オブ・チャイナ」=「万里の長城」と呼ばれています)では、数万年前の堆積層がはっきりと見られ、しかも風化によって形作られた数十センチ~数メートルのさまざまな土塔が無数に並び、一種独特の景観を見せています。この一帯の観光は、ミルドゥラから出ている先住民ガイドが案内してくれるハリーナンヤツアーが評判です。また個人でも4WDがあれば観光可能で、マンゴー湖脇にはエコリゾート、マンゴー・ロッジもあります。
ハリーナンヤ・ツアーの詳細(英語)→
マンゴー・ロッジの詳細(英語)→










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