オーストラリアの山火事被害について

2月7日（土)に、メルボルン市内では記録的な猛暑で日中の最高気温が46度台となり、乾燥した気候や強風も影響し、ビクトリア州山間部、メルボルン郊外などの多数地区で山火事が発生しました。

山火事の活発な区域では、消防隊、連邦政府が軍隊を投入して、今週内の鎮火を目指して大規模な消火活動に当たっている模様です。

１２日現在での、日本人旅行者及び在住日本人の山火事による負傷者は報告されていません。

昨夜、30MMほどの雨が降ったところもあり、全体の火勢は徐々に弱まりつつありますが、
山火事の続く地区については、現在も消火活動が行われており、
地区別に危険情報などが発表されています。
１２日(木)10：00現在のヴィクトリア州内で発生しているの山火事の状況は以下の通りです。
●死者：　１８１名
●焼失面積：３３万ヘクタール以上
●焼失家屋：７５０軒以上
●現在の山火事数：２０箇所
●現在も火勢が活発な山火事の件数：２箇所　　①ヤイ地区（メルボルンの北東約93km）　　②バニャップ地区（メルボルンの南東約84km）
※最新の山火事状況の情報は、以下の国営放送ABCのホームページで確認できます。　　（http://www.abc.net.au/news/events/bushfires/map.htm）

現在メルボルン市内にご滞在中のお客様については、特に大きな影響はありません。
市内から東部約１時間のヒールズビル地区の火勢は弱まっていますが、
安全確保のため近辺観光を含むオプショナルツアーは、
引き続き全て催行・販売を見合わせると同時ににてお客様への案内を徹底しています。


この火事によってお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りすると共に
一日も早く鎮火することを願います。

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